海水浴の基礎知識

海水浴の持ち物
海で使う物は、パラソル、敷物、ビーチボール、浮き袋など。曇った日でも紫外線は強いので、日焼け止めも持っていった方がベターです。小さなお子さんには必ず日焼け止めを塗っておいてあげましょう。また、食べ物や飲み物は腐りやすいので、必ずクーラーに入れておきましょう。日帰り温泉に行く予定があれば、お風呂の用意を忘れずに。
どこで泳いだらいいの?
ほとんどの海水浴場では遊泳エリアが決まっています。赤と黄色二色の旗の間が遊泳エリアとされています。 沖にブイが張ってある場合もあり、その場合は旗とブイと浜辺で囲まれた長方形の部分が遊泳エリアとなります。 海辺の事故のほとんどが、遊泳エリア外での遊泳が原因となっていますので、必ず守るようにしましょう。
泳ぐ前には必ず旗の確認を!
ライフセーバーや監視員の駐在するタワーや監視所には、色の着いた旗が掲げられています。この旗は色によって、現在の海の状況を皆さまに教えてくれています。青い旗は、海水浴に適している黄色い旗は、海の状態が不安定。大きな波が定期的に発生することがあります。また、沖に向かって波が発生することもあります(離岸流)赤い旗は、遊泳禁止です。天候、災害によることが多いですが、入水はやめましょう。また、浜辺の付近にいるのも、大きな波でさらわれることもあるので、注意しましょう。旗の無い海水浴場の場合は、監視員などに海の状況や今後の予想などを聞いてみることをお勧めします。
準備体操をしよう!
水泳は普段使わない筋肉を使います。心臓麻痺や足がつって溺れたりしないためにも、必ずストレッチをしてから入水するようにしましょう。足がつると普段泳げる人でも確実に溺れます。お子様連れの場合は、こういった基本的な知識を大人の皆様がお子様に教えてあげて下さい。
紫外線(UV)に注意しましょう
砂からの照り返し、海からの反射などで、海辺の日差しは紫外線がとても強力です。焼きたい人も、必ず日焼け止めを塗りましょう。頭から水をかけたり、パラソルの下に定期的に入るようにして、熱を冷ますようにしましょう。熱中症にならないためにも、水分補給も忘れずに。 ちなみに紫外線は、快晴を100%としますと、晴れ90%、薄曇り85%、曇り60%、雨30%といわれています。これだけ見ると快晴の時の紫外線が一番強いと思いがちですが、「薄曇り&日差しがある時」は、雲の上からの散乱光により100%を超えることがあるらしいです。
事故の場合は必ず連絡を
海での人身事故があったときは、局番なしの118番が海の事故専用の緊急連絡先です。 携帯からでもPHSからでもつながりますので、すぐに連絡を。また、怪我の際は、局番無しの119番で救急車を呼びましょう。子供だけで遊泳させない、飲酒して入水はしないなどの注意も必要です。
クラゲに刺されたら?
お盆を過ぎた頃から水温が冷たくなり、クラゲが発生しやすくなります。クラゲに刺されたら、早めに処置するようにしましょう。まだ、クラゲの触手がついている場合には、取り除き(直接触れない)、患部を洗います。痛みをやわらげる為、氷や湿布で冷やしましょう。クラゲの発生時期はその年によって違いますので、泳ぐ前に監視員や係員によく聞くことをお勧めします。
後片づけを忘れないで
浜が汚いと、怪我をする原因になるだけでなく、他の人への迷惑にもなります。海水浴は勿論、花火やバーベキューなどのゴミも自ら持ち帰るのが基本です。地元の人たちが毎日清掃しているとは言え、きれいな海を保つためにも、必ず元通りにすることを心がけましょう。

海での遊び

スイカ割り
周りに人がいないか、注意して始めましょう。下に大きな敷物を敷いておかないと食べれなくなるので、気を付けて。目隠しのハチマキを忘れずに。
ビーチバレー
浜にビーチバレーコートが設置してあるところで楽しめます。ビーチバレーボールを持っていって楽しみましょう。 ビーチバレーのルール
ビーチフラッグス
人数より少ない棒を立てて勝ち抜き戦で楽しむ、おなじみライフセーバーの競技。棒とは反対側に向いて伏せ、両手はあごの下へ。ダイビングする棒の付近は、怪我をしないためにも、ゴミなど取り除いてきれいにしておきましょう。
魚釣り
海水浴以外の時間で楽しめるのが釣り。夏なら初心者でも楽しめる魚種がたくさんあります。浜からキス釣り(投げ釣り)、堤防からサビキ釣りでアジなどを狙えます。但し堤防釣りなどの場合は必ず2人以上で行動するようにして下さい。またお子様がいる場合は、やはりサビキ釣りなどが失敗も少なくお勧めです。

水難事故の傾向

海上保安庁がまとめた平成29年9月発表の「7、8月における海難発生状況」によると、夏の海水浴シーズンにおけるマリンレジャー活動に伴う事故者数は以下の通りです。

遊泳中 193名 50%
磯遊び中 25名 7%
釣り中 24名 6%
スキューバダイビング中 23名 6%
サーフィン中 22名 6%
バナナボート等 16名 4%
SUPボート 12名 3%
プレジャーボート等乗船中 35名 9%
その他 34名 9%
384名

この統計を見れば、遊泳中の事故がいかに多いかがわかります。

遊泳中の死者・行方不明者は67名ですが、これを発生状況別にみると、海水浴場が19名(28%)、海水浴場以外が48名(72%)となります。海水浴場以外での遊泳がいかに危険かということがよくわかります。